こんにちは!管理人おもちでございます!今回はファッション関係では御座いません・・・
来たる災害に備え、防災の知識をご提供させて頂きます。コラムと思って頂ければ幸いです。
こう見えて(?)私こと管理人おもちはラペリング下降、体感温度-60度での実地経験、冬季3000m級でのテント経験も御座います。
(冬季3000mは水筒の中の水が凍ります。まつ毛も凍る、とんでもない世界でした。ブリザードと雷の中、雪を掘っていました・・・)
サバイバルに必要な知識は詰め込んでおります。
今回、災害時の知識を皆さんにご提供させていただきます。キャンプにも使える知識ですね!
焦げ0で米を炊く方法
炊飯器を使わずに、米を炊く方法はありますが、初めての方には難易度は高く焦げの発生率ほぼ100%ですが、今回お伝えする方法ですと0パーセントにすることが可能です。
冗談ではなく本当の話です。
その方法とは・・・
水と米が入り、火にかける容器を用意し・・・
あとは簡単、蓋をせずに米をぐるぐるかき混ぜながら煮ていくだけです。水が少なくなれば、水を足せば焦げることなく米は炊けます。
これを『煮炊き法』と言います。
煮炊き法であれば初めての方でも簡単に行える方法です。
道具がなくても缶詰はあけれる
道具はなくても缶詰はあけることができます。
ナイフも缶切りも不要です。何にもいりません。
簡単です。
缶詰めを地面(コンクリート)と擦り合わせるだけです。
缶詰の接合面がコンクリートと擦り合わせることで削り取られ、開封できます。
力がなくてもあけれるので、子どもも女性も開けることができます。
道具はなくても知識があれば災害時も生き残れます!
備蓄するならライターはフリント式がおすすめ
フリント式?なんのこっちゃ?と思う方もいるかもしれません。
ジャリジャリっと擦るタイプのライターです。中のガスがなくなっても、フリント式ライターであれば火をつけることが可能です。
(フリントを軽く擦り、粉を集める。集めた粉に向けて勢いよくフリントをすり燃えやすい物(火口)に着火すればOKです。)
また、水に強く濡れても直ぐに使えるのでおススメです。
電子ライターは水に弱く風や気圧の影響を受けやすく、災害時にはおススメできません。
外的要因で電子ライターはつかないことが多いです。(充電できる等のメリットはあるので、使い方次第ですね。)
この写真のようにフリント式であれば火花を飛ばすことができます。この火花で火をおこすことができます。
冬に使えないガスがあるのはご存じ?
登山やキャンプがお好きな人ならご存じかもしれません。
冬になると(低温下)では使えないガス缶があるんです!
以下のリストをご覧ください。
ガス缶の中のガスがブタンであれば使えるシーンは比較的暖かい時期にしか使えません。
もし災害時に備えるとしたら、イソブタンやプロパン配合のものを購入されるのがいいと思います。
ガス缶以外でしたら、固形燃料も扱いやすくておススメです。
種類 | 沸点 |
---|---|
ブタン | -0.5° |
イソブタン | -11.7° |
プロパン | -42.09° |
もし冬の屋外で、電子ライターとブタンのガス缶しかなければ、火をおこすことはかなり難しい状況です。
落ちている物を箸にしてはいけない(有毒の可能性がある)
登山者やキャンプ好きの方なら聞いたことがあるかもしれませんが、BBQの際に夾竹桃(キョウチクトウ)という植物の枝を串の代わりにして中毒になり亡くなってしまうという事故がありました。
日本国内にも夾竹桃をはじめ有毒な植物は自生していますので、何の植物かわからないものは口に入れないことが重要です。
木の枝を箸にするのは実はとても危険な行為です。
汗の管理こそ災害時に有効(災害時に着る服)
低体温症は聞いたことがあるかと思います。
体の体温を奪うのは風、それから濡れです。
速乾素材で作られた化繊の服、もしくはウールの服を用意しておくのがいいと思います。
綿の服は濡れても乾きにくく、登山では低体温症になると言われています。
これだけは家に置いておきたい
水です!もうこれだけは家においてほしいです。人間、食料はなくても水がないと行動不能になります。
人間1人1日3Lとして3日間で9Lは備蓄しておくのがいいと思います。人数が増えれば増えるほど必要な水は多くなりますね。
大人であれば食べ物はなくともある程度の日数はしのげますが、水がないとどうにもなりません。
私も災害時には一番先にするのが水の確保だと思います。
お風呂の水はすぐに流さないほうがいいかもしれませんね。
防災用品として
もし、私が防災用品として揃えるなら以下のものを用意すると思います。
・ヘッドランプ
(スマホのライトはバッテリーを減らすので災害時にはよくないと思います。またヘッドランプですと両手が自由になるのでおススメです。)
・丈夫なグローブ。ガラスや瓦礫を触っても突き破れない厚手の革のグローブ。
・化繊、もしくはウールの肌着。
・踏み抜き防止の靴
最後に
防災用品は自分の身を守るために是非、準備をして頂けたらと思います。
防災用品で不明な点があればおもちまでお問合せ頂けたら、わかる範囲でお答えさせて頂きます。
次回はまたファッション関係のブログに戻ると思います(笑)
今後とも宜しくお願いいたします。