皆様2022年もついに残りわずかとなりました。街中ではクリスマスの様相で、仲睦まじいカップルの姿を見ますね。
羨ましい限りです。ブログ管理人のおもちです。
冗談はさておき、今回のブログは2022年おもちフレグランスオブザイヤーです(笑)
私が実際に購入した香水の中から、これだ!と思うものナンバー1決定戦ですね。
さてさて、私こと、おもちは官能試験(香りを当てるテストです。)を受けたことがありまして、香りについては人よりもちょっとだけ詳しいのかもしれません。
私が独断と偏見で選んだ香水ではありますが、選ばれた香水の実力は確かなものだと思っています。
香水って飛行機のフライトのようなものだと思っています。ドライダウンにむけてゆったりと確実に着地するものもあれば、空中で分解したかのように香りがいなくなるもの。飛行機でフライトしたはずが、パラシュートになったりと・・・・中には、最初から目的地まで飛ばずに全く違う方向に飛んでいったりと。
今回、選んだ香水は全てちゃんと着地します。
香りが消えるドライダウンまで確かな存在感です。
さて、いきなりですが私のTwitterのツイートです。
すでに10選としてこちらのツイートでご紹介させていただいております。
ご紹介する10個の香水、いずれもレベルの高いものだと思っています。
さてさて、まずは・・・・
BYREDO/TOBACCOMANDARIN
バイレードのナイトヴェールズコレクションのタバコマンダリンです。
このナイトヴェールズコレクションですが、通常のラインを朝の香りとするなら、夜の香りとして作られたそうです。
液体の色は真っ赤で白い服には色が残るので注意が必要です。
通常ラインの香水よりも香料を多く使用しているパフュームエクストラクトとのことで、長い時間香ります。
マンダリンの柑橘系の香りはトップには確かに存在するのですが、ミドルくらいからは落ち着き、ミドル以降はタバコの香りがメインです。
セクシーな香りで、女性よりも男性につけてほしいと言われる方もTwitterにいらっしゃいました。
クミンのスパイシーさがセクシーさを演出しているのかなと思いました。
タバコと色っぽさの組み合わせで私の10選に入っております。とことこセクシーです!
çanoma/3-17早蕨
みなさんçanomaと早蕨って文字読めましたか?
私は・・・読めませんでした。çanoma=「サノマ」、早蕨=「さわらび」だそうです。芽を出したばかりのワラビだそうです。
さてこのçanomaですが・・・
「上質な日常」をテーマとして、2020年9月パリにて産声を上げたニッチフレグランスブランド。クリエーター渡辺裕太がディレクションを取り、フランス人調香師Jean-Michel Duriez(ジャン=ミッシェル・デュリエ)とともに、既存の香水にはない新しいアイディアと熟練した技術による調香を兼ね備えた、日本人が日常使いできる香り作りを志向。ブランド名“çanoma”は、日常を表す「茶の間」と上質の象徴である「茶道」という2つの言葉を組み合わせ“sanoma”という音を作り、そこにフランスが培った香水文化のエッセンスを表現するために“ça”を用いることで付けられた。 欧米人を中心とした香りづくりに一石を投じる。
引用元:NOSESHOP様
TPOを問わず、この香水であればほとんどのシーンに対応してくれると思います。
青リンゴのシャンプーの香りで、なおかつオードトワレですので、香りの強さの管理がしやすいのです。
そして、皆さんこのフレーズは嫌いかもしれませんが、「万人ウケ」のする香水です。
お堅い職業を除けば、ほとんどの職場で使用できる香水だと思います。
私の消費量NO1の香水です!
Fueguia/Ballena de la Pampa
こちらは私が煙草、少し甘めの香水を探していた時にTwitterで教えていただいたものですね。
フエギアはお値段高いのですが、公式的に消費期限がないと言っているので、個人的には他のブランドの香水よりも買いやすかったりします。
香水が年月を経て熟成されていくという考え方とっても共感します。
話がずれてしまいました。
私の好きな香調であるアンバーグリスもいて、とても優しい穏やかな香水です。
煙草と聞くと攻撃的なイメージがあるかもしれませんが、非常に穏やかで、オフの日のゆっくりしたい時に使う香水になっています。
Fueguia/Biblioteca de Babel
私が初銀座フエギアにて購入した、初のフエギアでした。
このバベルですが、シナモンとレザー、インクで図書館をちゃんと感じます。
静かな人のいない図書館で、本を読んでいる、もしくは何か書類を作成しているイメージです。
眼鏡をかけた真面目そうな、そんな人のイメージです。
私の購入したバベルですが、vintageで、通常のものより角がとれてまろやか、シナモンが際立っているように思います。
vintageと通常のものに優劣はなく、通常のものはもっと輪郭がはっきりしている感じでした。
vintageも通常ラインのどちらを購入するかは好みだと思います!
Fueguia/Oud Cambodia
私が今年の新宿伊勢丹で開催されたサロパにて購入したフエギアのウードカンボジアです。
サロパ=サロンドパルファン(様々な香水のブランドが集まるイベントです)
フエギアにはエディションというものがあり、賛否両論ありますがエディションで香りも違ってくるようです。
各エディションで生産数が決まっているようですね。
さて、沈香(OUD)については過去のブログでふれています。こちらです。
この沈香(OUD)ですが香りは六国五味といわれています。
この五味とは以下のようになるのですが、更に産地である六国が追加されます。
私が思うにウードカンボジアは酸や鹹に該当するように思います。
(っと思っていたのですが、ムエットの残りには甘さもありウードの難しさを感じました。東京の方は是非店舗にて香りを確かめて頂きたいですね。)
繊細でちゃんと追いかけないとその片鱗さえつかめない線の細い香水だと感じました。
フエギアのように沈香(OUD)の香りを沢山出しているブランドはないので、沈香(OUD)好きは一度嗅いでいただきたいです。
(あそこまでアニマリックな沈香(OUD)は絶対に日本人向けじゃないと思いつつ出してくれたフエギアに感謝です)
実際の香木としての沈香(OUD)にもアニマリックさはありますが、あそこまでではないと個人的には思います。
KURKDJIAN/BACCARAT ROUGE 540
こちらの香水を購入して肌乗せした時はとってもびっくりしました。
決して自分のキャラクターの匂いではないのですが、これは良い香りです。
女性がつける香水?なのかもしれませんが男性から香ったとしてもなんらおかしくないと思います。
クルジャンの凄さを思い知らされました。
L’ARTISAN/TENEBRAE
雨の日はテネブラエと言う方が多いと思います。
皆さんおっしゃっていますが、テネブラエは雨の日によく香ります。雨の湿度とテネブラエのもつ甘さがよくマッチするからなんでしょうね。
私がテネブラエから感じたのは実家です(笑)
苔と大きな石、少しの水気と静かな森の中。どこか甘い匂いのする田舎の風景。
カラっと晴れた日につけるのではなく、やはり雨の日につけるとよく香る気がします。
雨の日にはルラボのBAIE(ベって読みます)もよく香ります。
是非、皆さんも雨の日につける香水も教えていただきたいです。
LELABO/ANOTHER13
正直なところ、ムスク系の香水は沢山ありどれがいいのか迷いました。
ルラボのアナザーは恐らくですが香料の濃度が非常に高いように感じました。
肌のせするとムンムンのムスクです。
ムスク系の香水では私の持っている中ではフエギアのムスカラフェロジェイがあり、そちらとも迷ったのですが・・・
(ムスカラフェロジェイは日常で使いやすい香りの拡散性と強さですよね。)
ムスクの香料の濃厚さはANOTHERが凄い!のです。
全体的にルラボは濃厚な香料を感じます。香料へのこだわりが尋常ではないブランドがルラボだと思います。
ルラボの香水のレベルは高いと思っています。
ムンムンのムスクはANOTHERが唯一無二ではないでしょうか?
LOUISVUITTON/IMAGINATION
皆さん大好きなLouis Vuittonの香水です。
ジャック・キャヴァリエ=ベルトリュード氏がインハウス・マスター・パフューマーですね。
私もいくつか氏の作る香水を持っていましたが、いずれも(当たり前ですが)ジャック・キャヴァリエ!を感じる香水でした。
ブルガリの香水も手掛けてられましたね。皆さんご存じでしたか?
さてさて・・・Twitterではポエミーなことをつぶやいておりましたが・・・
このイマジナシオンにもアンバーグリスが存在します。
アンブロックス、スリランカ産ブラックティー、チュニジア産ネロリ、シチリアン シダー、カラブリア ベルガモット、ナイジェリアン ジンジャー、セイロン シナモンがノートです。
このアンブロックスがアンバーグリスの香りですね。
トップはアクアを感じるので夏につけたい香水になるかと思いましたが、アンバーグリスとお茶の香りで季節問わずつけれる気がします。
暖かみがあるので冬でもありかなと思います。(あくまでアクアノートはありますが・・・)
PENHALIGON/GEORGE
ペンハリガンのジョージ卿です。
正直、難しい香りです。
最近は若い方でペンハリガンが流行っているようでしたが・・・実際につけて似合うのは40代以上のダンディなおじさまでしょうか?
(あくまで個人的な感想です。)
誤解を恐れず言えば「こじゃれたおじさま」の匂いがペンハリガンな気がします。
トンカビーンとシェービングソープの香りで思い起こされるのは理髪店です。
スーツを着たオジサマと理髪店。
だから私もスーツを着ている時につけたい香水なんです。
オヤジの香りと一部で揶揄されますが・・・お値段以上に品と格式にあふれています。
この動物のヘッド部分を足の上に落とすと確実に怪我をしますw
管理人おもちが選ぶ2022年のベスト香水
ここまでご紹介させていただいて・・・皆さんはどれがベスト香水になると思いますか?
私が選ぶ2022年のベスト香水は・・・・・
KURKDJIAN/BACCARAT ROUGE 540です!
フエギアもお気に入りなのですが、現時点では東京でしか購入できない(店舗は六本木と銀座のみ)ので入手しにくいのです。
入手性の良さ!香りの拡散性!「万人ウケ」する香り!お値段も公式で30mlで¥20,790(2022年12月26日現在)で比較的お安いでしょうか?
ザラメの砂糖菓子のような香りともいわれていますね。
私の今年一番のオススメ香水です!フエギアを抑えて見事1位の獲得です!
ホントにホント~~~っに!試してほしい!感動すると思います!
では、今回のブログはこのへんで!
今回、自分の好きなことだけ書いた気がしますw
次回ブログでお会いしましょ~